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沖縄にある神の島・世界・歴史と文化の街
南城市(なんじょうし)は、2006年1月1日に1町3村の合併により誕生した新しい市であり、ハートの地形をしています。那覇空港から40分圏内にある市域は、太平洋と中城湾(なかぐすくわん)に面し、緑豊かな自然環境に恵まれ、高台から眺める景色は「絶景」として人気を集めています。神の島と呼ばれる久高島(くだかじま)、世界遺産である「斎場御嶽(せーふぁうたき)」、深い歴史を刻んだ多くの「グスク」、「東御廻り(あがりうまーい)」 の文化遺産など貴重な歴史、文化史跡が存在し、更に市内には、約23万平方メートル程ある広大な敷地をもつ観光テーマパークおきなわワールドがあります。中には天然記念物の鍾乳洞(しょうにゅうどう)・玉泉洞(ぎょくせんどう)の自然が造り上げた神秘的な世界が広がり、国の有形文化財の古民家が並ぶ琉球王国城下町エリアでは、まるで当時にタイムスリップしたかのような昔の琉球を感じられる空間になっていて、沖縄の自然と文化、歴史を体感することができる、本島南部を代表する観光地です。
文化財一覧
おきなわワールド旧知念家フール
住宅
フールとは、豚の飼育小屋を兼ねた便所のことで、中国南部や朝鮮半島から伝わったとされる。旧知念家屋敷内のフールの構造は、琉球石灰岩の石積みので、2つに仕切られ、それぞれが、切り石積みの側壁に石造アーチが架けられ、典型的な沖縄石造技術が残されている。2つの仕切りは親豚、子豚と成長に応じて分けられ、石積みの隔壁は、子豚が移動・・・
おきなわワールド旧伊礼家住宅主屋
住宅
旧伊礼家住宅主屋は、明治後期、沖縄県伊是名村字伊是名に建築された民家である。 造りは、ヌチジャーと呼ばれる(柱に貫穴をあけ、貫を通して楔で締める構造)木造建築、屋根は伝統的な赤瓦を漆喰で固め、屋根シーサーがのせてあり、間取りは、正面右から一番座、二番座、居間、台所が配置され、奥に2室の裏座があり、部屋の間取りも広く南側・・・
上江洲家模築住宅主屋
住宅
この建物は、沖縄県久米島町字西銘にある、国指定重要文化財上江洲家住宅の敷地及び建物を忠実に模築した民家である。 文化・工芸体験・琉装結婚式会場などの場所として活用されている。 久米島の上江洲家は、1754年頃に建てられた琉球王朝時代の士族の家である。上江洲家は具志川城主の末裔で、代々地頭代(村長)を務めた旧家で、綿糸・・・
おきなわワールド旧上里家住宅主屋
住宅
旧上里家住宅主屋は1934年頃、沖縄県伊是名村字伊是名に建築された民家である。 造りは、ヌチジャーと呼ばれる(柱に貫穴をあけ、貫を通して楔で締める構造)と呼ばれる木造建築、屋根は伝統的な赤瓦を漆喰で固め、屋根シーサーがのせてあり、間取りは、正面右から一番座、二番座、板間、土間の台所、裏には三室の裏座があり、裏座には、貴・・・
おきなわワールド旧田場家住宅主屋
住宅
旧田場家住宅主屋は、明治後期頃、那覇市内にあった御殿(ウドゥン)を取り壊した際に、その資材を購入し、その資材を用いて、那覇市首里石嶺町に建築された民家である。 間取りは、右側一番座に隣接して1間分の広い板間が取られていること、裏座がないことなど一般的な伝統的民家平面とは異なる間取りである。このことは、石嶺町に建築された・・・
おきなわワールド旧喜屋武家住宅主屋
住宅
旧喜屋武家住宅主屋は、沖縄県の南部に位置する、八重瀬町具志頭字仲座に明治後期に建築された民家である。建築主は、旧具志頭村議長、4代目村長を務めていた家柄であった。 間取りは、正面右から一番座・二番座、居間、台所が配置され、奥に2室の裏座がある。 一番座には床の間と仏壇とは別に神棚があるのが特徴。 当該地区(南部)は、太・・・